禁則
禁則とは、作成した文字枠にテキストを流し込んだ時に、文章が読みにくくならないようにする為の規則です。このような規則が無く、行頭に句読点や感嘆符がくる小説があったら非常に読みにくいものになるでしょう。禁則には、行頭禁則文字、行末禁則文字、分離禁止文字列、分割禁止文字列があります。
禁則の種類
- 行頭禁則文字
- 特定の文字が行頭にあってはならないとする規則です。代表的なものに、終わり括弧(受け)、句読点、疑問符、感嘆符、音引きがあります。
- 行末禁則文字
- 特定の文字が行末にあってはならないとする規則です。これには、始め括弧(起こし)が該当します。
- 分離禁止文字列
- 特定の文字や記号を分離してはならないとする規則です。ダーシ、欧文単語などが該当します。
- 分割禁止文字列
- 特定の文字や記号を分離してはならないとする規則です。これには、先に上げた分離禁止文字列、欧文単語、連数字、単位記号などが該当します。
これらの禁則について理解する必要はもちろんあるのですが、場合によっては機械で自動的に調整してくれるものもあります。